末法時代の仏宝・御本仏日蓮大聖人の仏法の教・行・証

*釈迦仏滅後正像2000年を過ぎた末法時代の、釈迦仏教の白法隠没の次の時

*建長5年4月28日より、御本仏日蓮大聖人所持の妙法流布の時。

1.)教の重**開目抄
末法時代の天上天下の十界の一切衆生有縁の主師親三徳を、
仏宝・人本尊・御本仏日蓮大聖人と知る。

”夫れ一切衆生の尊敬すべき者三あり所謂主師親これなり(大経典186)”
日蓮は日本国(今此三界仏国)の諸人にしうし(主師親)父母なり一切天台宗の人は彼等が大怨敵なり(大経典237)”
”三世常恒に日蓮は今此三界の主なり(大経典880)”

2.)行の重**観心本尊抄
受持即観心。

”文の心は釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う(大経典246)”

”事行の南無妙法蓮華経の五字(常住仏性)並びに本門の本尊(一切衆生本有常住の慈悲心)未だ広く之を行ぜず(大経典253)”

”法体とは本有常住なり一切衆生の慈悲心是なり(大経典711)”

3.)証の重**当体義抄

”所詮妙法蓮華の当体とは法華経を信ずる日蓮が弟子檀那等の父母所生の肉身是なり、正直に方便を捨て但法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱うる人は煩悩業苦の三道法身般若解脱の三徳と転じて三観三諦即一心に顕われ其の人の所住の処は常寂光土なり、能居所居身土色心倶体倶用無作三身の本門寿量の当体蓮華の仏とは日蓮が弟子檀那等の中の事なり是れ即ち法華の当体自在神力の顕わす所の功能なり敢て之を疑う可からず之を疑う可からず(大経典512)”

”然るに日蓮が一門は正直に権教の邪法邪師の邪義を捨てて正直に正法正師の正義を信ずる故に当体蓮華を証得して常寂光の当体の妙理を顕す事は本門寿量の教主の金言を信じて南無妙法蓮華経と唱うるが故なり
(大経典518)”